ルバーブ栽培の始め方|高畝づくりと品種(ヴィクトリア)の特徴
皆さん,おはようございます。
とうとう,4月に入りましたが,いかがお過ごしでしょうか?私は,近くの学校で入学式があるようで,正門で新入生を歓迎する上り旗や白とピンクの紙による造花の取り付けがされていました。まだ登校には早すぎる時間ですが,天気も晴れてポカポカの暖かい空気を感じています。
そういう私も今日から,本格的にルバーブを植えていきます。まずは,高畝を作ります。耕運機が入る畑等は簡単にできるのはずですが,私の菜園は耕運機といった大きな機械が入らないので,スコップで丁寧に作っていくしかありません。時間がかかります。地中は石もあって,なかなかの重労働です。だけど,なぜか楽しいですね。まずは,中段目まで高くします。
| 高畝作りの状況 |
そして,中段まで拵えた土壌へ上から鶏糞100%の有機肥料を加えます。この作業を2・3回,繰り替えして高さを増やします。いい感じです。
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| 等間隔にルバーブを植えた状況 |
最後は,天辺を平らにして高畝の完成です。1m間隔でルバーブの根床を掘ります。スコップのブレード部の約2倍程度掘りました。長さ23mの高畝ですので,23か所できます。
| 醗酵けいふん(有機)肥料 |
私は有機栽培でやっていきますので,100%有機(鶏糞)肥料に限って使います。ルバーブは,肥料をよく吸収する多年草ですね。もっと詳しく語れば,以下のように示されます。
ルバーブを植物学分類(Plant Taxonomy)と園芸品種(Cultivar)で分けると次の表になります。植物学分類でタデ科(Polygonaceae)のダイオウ属(Rheum / ルバーブ属)に属しています。Rheumは,古来の薬効(下剤作用)に由来したラテン語から来ています。
| ヴィクトリア(Victoria)品種 |
富士見町のルバーブは,強健で育てやすくて収穫量が多いのが特徴的なヴィクトリア(Victoria)品種が多いようです。
ルバーブ分類一覧
| 分類区分 | 名称 | 日本語名・説明 |
|---|---|---|
| 植物学分類 | Rheum rhabarbarum | ショクヨウダイオウ(食用ルバーブ) 最も一般的な食用種で多くの品種の基盤になっています。主にヨーロッパで改良が進んだものです。 |
| Rheum officinale | ヤクヨウダイオウ(薬用ダイオウ) 漢方薬「大黄」の原料ですね。葉柄は食用にはあまり向かず,アントラキノン類(下剤成分)を多く含んでいます。 |
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| Rheum palmatum | ショウジョウダイオウ(掌状ダイオウ) 葉が手のひら状に深く裂けるものです。主に薬用や観賞用としても栽培されています。 |
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| 赤色系品種 | Crimson Red | クリムゾンレッド(深紅ルバーブ) 濃い赤色,繊維が柔らかい,家庭栽培で人気があります。 |
| Canada Red | カナダレッド(カナダ赤ルバーブ) 内部まで赤い色で,ジュースやジャムで色が映えますね。 |
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| Valentine | バレンタイン(紅色系ルバーブ) やや甘味が強く,酸味とのバランスが良いです。 |
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| 緑色系品種 | Victoria | ビクトリア(伝統系ルバーブ) 最も古典的(19世紀イギリス)な品種で強健で育てやすく収穫量が多いです。 |
| Riverside Giant | リバーサイドジャイアント(大型ルバーブ) 非常に大型です。業務・加工向きです。 |
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| 中間色系品種 | MacDonald | マクドナルド(ピンク系ルバーブ) ピンク色でやや甘味あります。 |
| Strawberry系統 | ストロベリー系(イチゴ風味系ルバーブ) 名前の通りでイチゴとの相性を意識した品種群です。 |
すべての品種に共通すること
ルバーブの基本構造は同じで,品種差は性質の強弱が違うだけです。
- 同じ属(Rheum)に由来しています。
- Rheum rhabarbarumを中心とした交雑系統で完全に別種ではありません(遺伝的にはかなり近いです。)。
- 可食部が「葉柄」です。食べるのは葉柄(茎っぽい部分)で葉は食べません。
- 酸味が基本(有機酸)です。主にリンゴ酸・シュウ酸を含んでいます(違いは「強いか弱いか」だけです。)。
- 寒冷地適応(低温要求性)です。冬の低温が必要(休眠)で冷涼な気候でよく育ちます。
- 多年草です(毎年生えてきます。)。
- 色(赤・緑・ピンク)の違いは主に色素(アントシアニン)量の差です。
- 繊維質の構造はセルロース主体で繊維が多いです
明日(4月7日)は,降雨の天気予報になっていますので,ルバーブにとっては恵の雨になると思います。今日は,この1列で作業は終了です。
それでは,今日はこの辺で!

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